一人暮らしの賃貸で部屋干しはできる?おすすめアイデア、グッズ、場所を紹介

作成日2020/2/14

梅雨の時期や雨の日だと、洗濯物を外干しできずに困ることがあるのではないでしょうか。特に一人暮らしをしている女性の場合、晴れた日でも洗濯物を長時間ベランダで外干しするのは不安に感じることがあると思います。
かといって部屋干しするにしても、一人暮らしだと室内が狭くて、どこに干せばいいか迷ってしまいがちです。
最近の賃貸マンションでは、浴室乾燥機が付いているケースが多いですね。浴室乾燥機あれば問題解決ですが、付いていないケースでどうするかですね。
そこで今回は、一人暮らしの賃貸マンション・アパートでもできる部屋干しアイデアやグッズについてご紹介します。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します。


本記事の内容
一人暮らしの賃貸で部屋干しする場所はどこがいい?

・お風呂
・脱衣洗面所
・キッチン
・部屋の天井
・部屋の窓際
一人暮らしの部屋干しに役立つ便利グッズ
・エアコンハンガー
・突っ張り棒
・物干しスタンド
・扇風機、サーキュレーター
一人暮らしの賃貸物件で部屋干しをするときの注意点
・ニオイが発生する
・カビが生えやすい


一人暮らしの賃貸で部屋干しする場所はどこがいい?


狭いワンルームの部屋でも、部屋干しする場所は複数あります。ここでは、部屋干しする場所の特徴などをとらえながら、多少無理やりご紹介します。
自分が住んでいる賃貸物件やライフスタイルなどと照らし合わせて、どの場所に部屋干しすべきか考えてみましょう。

お風呂

お風呂場に換気扇が付いているなら、お風呂場を部屋干しスペースとして有効活用することができます。
換気扇を回せば、洗濯物も早く乾き、ニオイが部屋にこもる心配もありません。換気扇がなくても窓があるなら、お風呂場で部屋干しをすることは可能です。
お風呂場なら洗濯物を干してもジメジメしにくいため、カビなどの発生を防ぐ上でも効果的です。
お風呂なら人目につきにくいので、来客があっても慌てて洗濯物を取り込む必要がありません。部屋干しをするなら、お風呂場はいかがでしょう。

洗面脱衣所

お風呂場に隣接しているだろう、洗面脱衣所で干すこともできます。換気扇や窓の付いているお風呂場を開けておけば、湿気が洗面脱衣所にたまることも軽減できるでしょう。
その上、洗面脱衣所なら洗濯から部屋干しまでの全工程を一ヶ所で済ませられるので、家事効率も上がります。
そもそも洗面脱衣所がついている賃貸物件なら浴室乾燥機が付いているケースも多いかもしれませんが・・・。

キッチン

キッチンで干すことも考えてみましょう。
キッチンにも小さな換気扇が付いているので、突っ張り棒などをうまく利用して、なるべく換気扇の近くで部屋干ししましょう。
キッチンだと料理のニオイが移りやすいデメリットがありますが、普段料理をあまりしない人や、料理を出したままにしなければ、そのようなデメリットも解消できます。

部屋の天井

部屋にたくさんの物を置いていて干せるスペースがないという人は、天井スペースを活用してみましょう。天井に突っ張り棒を設置すれば、室内に洗濯物を干せるスペースを簡単に確保できます。
エアコンの近くで部屋干しすれば、洗濯物も早く乾きます。また、隣接するキッチンの扉を開けて換気扇を回せば、空気の通りがよくなり、効率よく乾かすことも出来そうです。窓を少し開けると、さらに効果的です。一度に干す量が多くなると室内に湿気がこもりやすくなるので、なるべく空気の流れを良くするように心がけましょう。

部屋の窓際

窓際なら日当たりも良いため、洗濯物も早く乾きます。
ただし、カーテンレールにそのまま洗濯物を干すのは禁物です。カーテンや窓などに洗濯物がくっつきやすくなり、乾きにくくなります。また、湿度も一箇所にたまりやすく、カビが発生する原因にもなります。
窓際に干すならカーテンレールを使うのではなく、突っ張り棒などを新たに設置して、そこに洗濯物を干しましょう。

一人暮らしの部屋干しに役立つ便利グッズ


これからご紹介する便利グッズを使用すれば、部屋干しがもっと簡単で楽になります。どれもお手頃価格で買えるグッズばかりなので、一人暮らしの方に最適です。

エアコンハンガー

エアコン周りにエアコンハンガーを取り付ければ、エアコンの送風を利用して短時間で洗濯物を乾かすことができます。
仮にエアコンを使わなかったとしても、エアコンハンガーは部屋干しする際に場所を取らないので、狭いワンルームマンションなどに最適です。

突っ張り棒

長い突っ張り棒を天井に設置すれば、部屋干しスペースを簡単に確保することができます。
突っ張り棒はどこでも設置しやすく、壁に穴を開ける必要もないので、賃貸物件でも安心です。室内や廊下、脱衣洗面所など好きなところに設置することができます。
居室の天井に長い突っ張り棒を設置すれば、たくさんの洗濯物が干せるので、週末などにまとめて洗濯することが多い人におすすめです。
エアコンの風が当たる場所に突っ張り棒を設置すれば、洗濯物の乾きも早くなります。突っ張り棒を2本並べて設置すれば、バスタオルやシーツなどの洗濯物も乾きやすくなり、家事の効率も上がります。

物干しスタンド

「物干しスタンドは場所をとるから邪魔」と思うかもしれませんが、外出時に部屋干しする場合に大活躍してくれます。
外出中に部屋のど真ん中に物干しスタンドを置けば、湿気が室内に分散され、乾くのが早くなります。帰宅した後は、乾いた洗濯物を取り込むだけなので簡単ですね。
物干しスタンドなら工具なしで組み立てられるので、賃貸物件に傷をつけてしまう心配もありません。使い終わったら折り畳んで洗濯機の横のスペースなどに置けるので、収納スペースが限られた一人暮らしの部屋でも邪魔にならず安心です。

扇風機、サーキュレーター

「部屋干しだと時間がかかって面倒」という場合は、扇風機やサーキュレーターを使ってみましょう。特にサーキュレーターは扇風機よりも空気を循環させる効果が高いので、短時間で効率よく洗濯物を乾かしてくれます。エアコンの除湿機能と合わせて使えば、さらに効果が増し、短時間で洗濯物が乾くので、電気代の節約にもなります。
外出中にサーキュレーターやエアコンを付けっぱなしにするとコストが気になる...。という場合は、タイマーを設置すれば大丈夫です。

一人暮らしの賃貸物件で部屋干しをするときの注意点


天日干しと違って部屋干しにはニオイやカビが発生しやすいデメリットがあります。
ここでは、部屋干しのデメリットを解消する方法について見ていきましょう。

ニオイが発生する

室内だと洗濯物が乾きにくいため、雑菌が繁殖してニオイが発生しやすくなります。ニオイの元となる雑菌は、洗濯物に残った汚れや水分が主な原因となって繁殖します。
ニオイの発生を防ぎたいなら、洗剤と洗濯物の量に注意しましょう。洗剤の量は毎回必ず「適量」で使うのがコツです。洗剤が多すぎると洗濯物に残ってしまい、逆に少なすぎると汚れが落ちにくくなってしまいます。適量は洗剤容器に明記されているので、必ず守りましょう。
また、洗濯機に洗濯物を入れすぎてしまうと、洗濯槽が動きづらくなり、汚れが落ちにくくなるので要注意です。一人暮らしだと、週末などにまとめて洗濯をすることもありますが、洗濯物を入れるときは洗濯槽の8割までにとどめておきましょう。

カビが生えやすい

部屋干しをすると室内の湿度が上がり、カビが発生しやすくなります。窓を開けて干せば大丈夫ですが、一人暮らしだと窓やドアを閉めきったまま外出することも多いと思います。
カビの発生を防ぐには、部屋の空気を循環させる必要があります。換気扇や扇風機、サーキュレーターなどを使って空気が1ヶ所にとどまらないように工夫することで、ジメジメ感が解消され、カビも発生しにくくなります。
洗濯物を干すときは、なるべく洗濯物と洗濯物の隙間を十分に取りましょう。隙間を作ることで、空気が通りやすくなり、洗濯物も早く乾きます。

一人暮らしの賃貸で部屋干し【まとめ】


一人暮らしの狭い賃貸アパートでも、アイデアとグッズ次第で部屋干しをすることができます。
部屋干しは生活感が出やすいデメリットがありますが、スペースを有効活用すれば、部屋のインテリアの邪魔になりません。
雨の日が続くときでも、今回ご紹介したアイディアを参考にして、ストレスのない部屋干しを実現してみましょう。

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この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後に私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。
現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^
これからもホームメイトのサイトにこんな感じのラフな記事を書かせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

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