一人暮らしの水道光熱費の目安は?費用の節約術も紹介

作成日2020/2/14

水道光熱費とは、電気・ガス・水道代のことを指します。学生さんや新社会人の方が一人暮らしを始めるときは、家賃だけでなく、水道光熱費も含めて毎月のやりくりを考えなければなりません。
今回は一人暮らしの水道光熱費の目安とともに、水道光熱費を節約する方法についても紹介していきます。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します。


本記事の内容
一人暮らしの水道光熱費の目安

・一人暮らしの電気代の目安
一人暮らしのガス代の目安
一人暮らしの水道代の目安
一人暮らしの水道光熱費の節約術
一人暮らしの電気代の節約術
一人暮らしのガス代の節約術
一人暮らしの水道代の節約術


一人暮らしの水道光熱費の目安


電気代・ガス代・水道代それぞれの費用は地域によって異なりますが、ここではおおよその目安をまとめてみました。一人暮らしの目安は、電気・ガス・水道合わせて1万円なら問題ないでしょう。各水道光熱費の目安をお伝えします。もし、大きく上回っていたら節約を考えてみましょうね。

一人暮らしの電気代の目安

電気代はエアコンが稼働する夏場と冬場が最も高くなります。一人暮らしの月々の電気代の目安は3,000〜5,000円でしょう。
夏や冬に自宅で過ごす時間が多くなると、電気代は高くなるので注意しましょう。

一人暮らしのガス代の目安

ガス代は都市ガスとプロパンガスでそれぞれ異なります。
一人暮らしであれば、毎月のガス代は3,000〜5,000円が目安です。同じ使用料でもプロパンガスは都市ガスの3倍ほどの料金がかかることもあるので注意しましょう。

一人暮らしの水道代の目安

一人暮らしの水道代は月でいうと2,000円前後が目安です。ただし、お風呂を何度も入れ直したり、料理などで大量の水を使用したりすると、水道代は高くなります。
水道代の支払いは2ヶ月に1回の支払いになります。
一人暮らし用の単身マンションなら、固定の水道料金(2,000円が多い)になっている物件も多いですね。

一人暮らしの水道光熱費の節約術


毎日ちょっとした工夫をするだけで、水道光熱費は簡単に節約することができます。

一人暮らしの電気代の節約術

毎日の暮らしに欠かせない電気。電気をこまめに消すことも節約には有効ですが、以下に紹介する方法を実践すれば、もっと大幅な節約が可能になります。

エアコンの設定温度を変える

夏場はエアコンの温度を下げがちですが、設定温度を1度上げるだけでも、電力を約10%ほど節約することができます。涼しい日は設定温度を上げるなどして、節約効果を高めましょう。
室温を下げたいときは、設定温度を下げるのではなく、風量を「強」に設定するのがおすすめです。風量の強弱を変えても電気代に大きな影響は出ないので、「強」にしておけば室内が早く涼しくなり、電気代の節約にもなります。

使わない家電はコンセントを抜く

使わない家電をコンセントに挿しっぱなしにするだけでも、電気代は発生しています。この待機電力は電気代の1割を占めており、家電が多ければ多いほど待機電力の電気代も高くなります。
たまにしか使用しないDVDプレーヤーやゲーム機など、使用頻度が少ない家電はコンセントから抜いておきましょう。研修や旅行などで長期間留守にする場合は、テレビや冷蔵庫などのコンセントを抜いてから出かけるようにしてください。

LEDライトに交換する

LEDライトは蛍光灯の半分の電気代で済みます。寿命も長く、頻繁に取り替える必要もないため、経済的です。
特に夜に自宅で過ごすことが多い人は、LEDライトに交換しておくと良いでしょう。

一人暮らしのガス代の節約術

寒い時期になるとガス代がぐっと上がりやすくなります。地域によっては大きな出費になることもあるので、日頃から節約を心がけましょう。

湯の設定温度を1度下げる

給湯器の設定温度を1度下げるだけでも、ガス代の節約には有効です。シャワーやお風呂の温度を高めに設定しているなら、少し下げてみましょう。
冬場は無理して下げる必要はありませんが、夏場なら比較的下げやすいといえます。1度や2度下げるだけならそこまで支障はなく、設定を変えるだけなので、最も手軽に節約することができます。

湯船やシャワーの量を減らす

毎日湯船に浸かる習慣のある人は、お湯の量を少し減らしてみましょう。お風呂が満タンになるまで湯船をはるのではなく、半分くらいたまったところでお湯をとめれば、ガス代を節約できます。半分ためただけでも身体は十分温まりますし、長時間半身浴をする場合はこのほうが効果的です。
シャワーも流しっぱなしにするとガス代が高くなるため、使う時間をなるべく短くする必要があります。シャワーをこまめに開閉するだけでも、節約には効果的です。
シャワーの時間を短くするのが面倒な場合は、節水シャワーヘッドを使用するのも一つの方法です。従来のシャワーヘッドに比べて、節水シャワーヘッドは穴の数や大きさを減らしているため、同じ時間使用しても湯の量を節約することができます。節水シャワーヘッドを使えば、ガス代と水道代の両方を節約することができるので、普段シャワーを浴びる時間が多い人におすすめです。

ガス会社を見直す

2017年4月のガス自由化に伴い、賃貸物件に住んでいる人もガス会社を自由に選べるようになりました。
毎月のガス代が高いと感じるなら、ガス会社の変更を検討してみましょう。
ガス会社によっては、口座振替割引ができたりポイントが貯められたりします。自分に最も適したガス会社を選べば、毎月のガス代を節約できるでしょう。
ただ、プロパンガスの賃貸物件は、ガス会社さんは大家さんと契約しているので入居者さん単位での変更は難しいでしょう。

一人暮らしの水道代の節約術

水道料金が高い地域に住んでいる人は、毎日節約術を実践することで、費用を安く抑えることができます。
どれも簡単な方法なので、今日から実践してみましょう。

洗濯するときはお風呂の残り湯を使う

洗濯には大量の水が使われるため、水道料も高くなりがちです。
一人暮らしなら洗濯の量も少ないため、数日分まとめて洗う人もいるかもしれません。洗濯物をまとめて洗うのも、水道代の節約には効果的ですが、洗うときにお風呂の残り湯を使えば、水道代を大幅に節約することができます。

トイレのレバーを使い分ける

トイレのレバーは「大」と「小」に分かれていますが、少ない水量でいいときは、なるべく「小」を使うようにしましょう。
ちょっとしたことかもしれませんが、大と小では流す水の量が1回だけで1Lも違います。トイレは毎日何回も使うだけに、意識して使い分ければ水道代の節約につながります。
自動洗浄機能が付いているものは、あらかじめオフに設定し、大小を使い分けることをおすすめします。

食器洗浄機を使う

食器洗浄機は少量の水で食器を洗うことができるため、手洗いよりも水道代が安く済みます。
食器洗浄機は水道代の節約につながるだけでなく、家事の負担を軽減する上でも役立つので、導入するメリットは高いといえます。
食器洗浄機を置くスペースがない、または購入費用がないという場合は、食器の洗い方を工夫してみましょう。水を出したまま食器を洗うのではなく、洗い桶を使ってため洗いをし、最後にすすぐときだけお湯を使用しましょう。そのほうが節水には効果的です。

水の出しっぱなし

水を出しっぱなしにするのは、そもそも意識が低すぎますよね。
よくあるのが、歯を磨くときやお風呂で体を洗う時に水やお湯を出しっぱなしにするというものです。
お湯を使う場合は、ガス代と水道代の両方が無駄使いとなるので、意識を上げていきましょう!

一人暮らしの水道光熱費の目安・節約術【まとめ】


電気や水道は毎日使うものだけに、油断するとつい使いすぎてしまうことがあります。思わぬ出費で驚くことがないように、あらかじめ水道光熱費の節約術を身につけておきましょう。
一人暮らしの水道光熱費の目安は1万円です。もし、大きく上回っていたら節約を考えましょうね。
今回紹介した方法を実践すれば、年間を通して水道光熱費を大幅にカットすることができるでしょう。

ABOUT US


この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後に私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。
現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^
これからもホームメイトのサイトにこんな感じのラフな記事を書かせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

候補リスト
お問い合わせ