リノベーションってよく聞くけど、詳しく知らない方へ【賃貸編】

作成日2010/2/11

リノベーション物件。
なんか普通の賃貸より優れた物件ってイメージありませんか。言葉の響きだけでオシャレそう(笑)
リノベーション物件って、価格帯がそれほど高くはなく、物件自体も新築並みに綺麗なことが多いんですよ。
でも、良い事ばかりでもないのです、リノベーション物件にはよく見ると微妙な部分もあるのです。
今回は、そんなリノベーション物件の特徴や微妙な部分のお話をしようかと思います!
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します!

本記事の内容
そもそもリノベーションってなに?
・リフォームとは
・リノベーションとは
大家さんがリノベーションする理由
リノベーション物件の家賃相場は?
リノベーション物件は魅力的ですが築年数は要チェック!
リノベーションしきれない部分もあります
リノベーション物件のメリットとは?

・とにかくオシャレ
・新築と比べて家賃が安い
・部屋が広く使える

そもそもリノベーションってなに?


中には「リノベーションってなに?」という方もいらっしゃるかと思いますので、まずはリノベーションがなんなのかということからご説明します。
よく聞く言葉で「リフォーム」というものもありますが、一体「リノベーション」となにが違うのでしょう?

リフォームとは

一般的にリフォームとは古くなった建物の汚れや壊れた箇所を綺麗に直して元の状態に戻すということです。マイナスになっていた箇所を修繕してゼロに戻すといった意味合いも含まれています。

リノベーションとは

それではリノベーションは一体どのような意味なのでしょう?
リノベーションとは、既存である建物に対して大規模な工事を行い、元の状態よりも機能を向上させたり、不動産価値を高めることを指しています。例えば古くなった住居のトイレを和式から洋式に変更したり、人気の出ない和室を撤去して洋室に変えるなど、様々な方法がリノベーションに当てはまります。リフォームと違ってマイナスをゼロに戻すのではなく、プラスαのものを付け足すといったイメージとなります。
なんとなくリフォームとリノベーションの違いがお分かりになりましたでしょうか?
それでは次の項目からリノベーション物件の特徴をご紹介させていただきます。

大家さんがリノベーションをする理由


賃貸物件をリノベーションする理由は、建築年数が経ち過ぎて家賃が下がるいっぽう、更にそれでも入居者がなかなか決まらない。こんな状態を劇的に改善させたいと願う大家さんの気持ちからですね。
ただ、リノベーションは大家さんからしてもかなりの費用がかさむ投資になります。
リノベーションはケチって中途半端に古さを残すのが、一番ダメとよく言われます。やるなら全面改装です!
お部屋探しをされる皆さんが、最高のリノベーション物件を見つけたら、大家さんの心意気に拍手を送りましょう!

リノベーション物件の家賃相場は?


大家さんは、リノベーション工事に大きな費用をかけています。
目的は、空室を埋める事と家賃を上げる事なのです。事実、リノベーション物件は人気があり直ぐに埋まってしまうことが多いのです。家賃の方はというと、新築までは行かないとしてもそれに近い状態までアップします。
リノベーション物件の家賃相場は、その周辺の新築のちょっと下くらいと理解しておいてください。

リノベーション物件は魅力的ですが、築年数は要チェック!


意外と知られていない項目として「耐震基準」を満たしているかどうかというものがあります。この耐震基準は1981年に新しく改正されていて、それ以前に建築された建物の多くはこの耐震基準を満たしておらず、震度6以上の地震が発生すると倒壊の恐れがあるのです。そしてリノベーションを行っている多くの建物が、築年数が古いからですよね。そのため多くのリノベーション物件が、この耐震基準を満たしていないということが多くあるのです。リノベーション物件を探している際には、必ず不動産会社に「耐震基準は満たされていますか?」と確認するようにしてくださいね。

リノベーションしきれない部分もあります。


リノベーションは、水回りを総入れ替えしていることが多いですね。
お風呂も新品!システムキッチンも新品!水回りを入れ替えているとお部屋が見違えるものです。
ただ、リノベーションしきれない部分もあります。よく見ると窓枠が昔のまま(なんか小さい・・)や配管が細い・・など目につきにくい所で昔のままという事も多くあるのです。

リノベーション物件のメリットとは?


リノベーション物件は供給が少ないので、お探しの条件に当てはまる物件があれば、積極的に内見して欲しいですね。
オシャレでリーズナブルでリビングが広いお部屋に出会えるかも知れません。

とにかくオシャレ

リノベーションを行った物件の多くは、最先端の技術を使って新築レベルに機能を改善させています。機能だけでなく外見も非常にオシャレなものにしていることがほとんどですので、他の物件と比較してもかぶってしまうことはないでしょう。

新築と比べて家賃が安い

新築のような綺麗な内装の部屋に、新築よりも安く住みたいのであれば、リノベーション物件が一番のオススメです。リノベーションをしたからといって、さすがに新築よりも家賃を上げてしまっては誰も住んではくれませんので、だいたいの不動産は新築よりも安く家賃を設定します。新築レベルの機能、内装で安く住むことができるのは、リノベーション物件の大きなメリットです。

部屋が広く使える

よくあるのが2LDKの物件で、2部屋もいらないから1つの部屋を広くして欲しい。といったもの。このような悩みをリノベーション物件では改善されているケースがあります。2LDKを1LDKにリノベーションすることで、リビングが広くなって快適に住むことができるのです。

リノベーションってよく聞くけど、詳しく知らない方へ【まとめ】