賃貸のお部屋の向きは南向きがベスト?東向き・西向き・北向きについても解説

作成日2020/2/2

賃貸のお部屋探しをしていれば、部屋の向きも気になりますよね。
南向きの部屋が一番良い!ってよく聞きませんか?
南向きが良いとされる理由は、日当たりが良いからでしょう。
では、東向きや西向き、北向きのお部屋はどうなんでしょう。
今回は、部屋の向きについて、それぞれのメリットやデメリットをお話しようと思います。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します!


本記事の内容
賃貸の部屋の向きによって何が変わる?
・部屋の向きはベランダの向き
・向きによって何が違う?
南向きの部屋のメリットとデメリット
・南向きの部屋のメリット
・南向きの部屋のデメリット
東向きの部屋のメリットとデメリット
・東向きの部屋のメリット
・東向きの部屋のデメリット
西向きの部屋のメリットとデメリット
・西向きの部屋のメリット
・西向きの部屋のデメリット
北向きの部屋のメリットとデメリット
・北向きの部屋のメリット
・北向きの部屋のデメリット
向きに特徴があるなら、自分に合うメリットを選べば良い
・四季のある日本ではそれほど差はない?


賃貸の部屋の向きによって何が変わる?


部屋の向きはベランダの向き

お部屋の向きって、いったい何の向きなの?と聞かれることがあります。
賃貸では、その部屋のベランダがどちらの方角を向いているかという事になります。
ベランダが2つあるようなお部屋でしたら、リビングに面しているメインのベランダで判断します。

向きによって何が違う?

お部屋の向きは、太陽の動きと関連してきます。
太陽は、朝に東から登り、日中は南へ、そして夕方には西へ沈んでいきますね。

■日中の明るさ
太陽の動きから、お部屋のベランダの向き次第で日中の明るさが変わってきますね。

■暖かさ
暖かさも太陽の動きに合わせて変わってきますね。

■洗濯物の乾き具合
冬場などは、日当たりがないと洗濯物もなかなか乾かないですよね。
普通は、ベランダに洗濯物を干すと思いますので、向きによって変わってきますね。

南向きの部屋のメリットとデメリット


南向きの部屋のメリット

太陽は、日中に南に位置します。
ですから、日中は日当たりをまるまるベランダや室内に取り込む事が出来ますね。
暖かさについても同様に、冬場でも他の方角に比べると、暖かな日中を過ごせるでしょう。
メリットが生きるのは、日中にほとんど留守となるお一人暮らしの方ではなく、お子様がいるファミリーさんになると思います。
日中に家の中での生活が活発な方は、明るい生活がおくれるベストの向きではないでしょうか。

南向きの部屋のデメリット

南向きの賃貸物件は、経済的なデメリットがあります。
家賃が、他の方角にくらべると、少し高く設定されるからです。
物件の供給数に関しても、大阪市内など物件の密集度の高い地域では、数が少ないという特徴があります。
理由は、南向きに建てられたとしても南隣りの建物との距離が近すぎて、メリットが生かせないので、敢えて前が抜けている違う方角を選び建築されるからです。
ただ、郊外の物件なら密集度が高くないことが多いので、そういうことも少ないです。
南向きのお部屋を探すことは難しくないと思います。
他のデメリットとしては、夏場の日中ですね。
日当たりが良すぎて、暑いと言われます。

東向きの部屋のメリットとデメリット


東向きの部屋のメリット

太陽は、朝方に東に位置します。
ですから、朝気持ちよく日当たりを感じることが出来ます。
夏場など、日中以降は太陽が反対方向に移動しますので、涼しく過ごせるでしょう。
一般的に南向きの次に選ばれることが多い向きとなります。

東向きの部屋のデメリット

日中以降は太陽が反対方向に移動しますので、日当たりが期待できません。
ですから、冬場などは日中以降は寒くなるでしょう。
洗濯物の乾き具合も少し心配です。
日の当たる、朝に干すようにしてください。

西向きの部屋のメリットとデメリット


西向きの部屋のメリット

太陽は、夕方に西に位置します。
高層マンションなどでは、夕日の奇麗さが受けて人気があります。
西日は強い日の入り方となるので、冬場は日中から夕方にかけて暖かく過ごせるでしょう。
夕方に日があたるので、洗濯物もゆっくりと干せますね。

西向きの部屋のデメリット

西日は強く、夏場は暑くなるだけでなく、畳などが日焼けを起こします。
遮光カーテンなどは必須となるでしょう。

北向きの部屋のメリットとデメリット


北向きの部屋のメリット

北向きの賃貸物件は、経済的なメリットがあります。
家賃が他の方角にくらべると、安く設定されるのです。
太陽は北側にはこないので、直接的な日当たりはなく、夏場は涼しくなるでしょう。
北向きのお部屋に関しては、日当たりが無い事で暗くならないように窓を大きくし光を入れていることが多い。

北向きの部屋のデメリット

直接的な日当たりがないので、冬場は寒くなります。
さらに、洗濯物も乾きにくくなります。

向きに特徴があるなら、自分に合うメリットを選べば良い


四季のある日本ではそれほど差はない?

結局、日本では夏と冬では求められるものが逆になります。
メリットとデメリットが逆転する季節があるという事ですね。
そう考えると、自分に合ったメリットだけ考えても良いかもしれません。
例えば、お一人暮らしの方なら敢えて北向きを選ぶのもアリではないでしょうか。
理由は、日中はお仕事か学校で日当たりはあまり必要ない、それで家賃が安くなるのであればメリットが高い。
洗濯物については、そもそもベランダに干すとも限らないですし、今や乾燥機や室内干しでされている方も多いですね。
そう考えると、この向きじゃないと絶対にダメという考えは、あまり必要ないのかも知れませんね。


賃貸のお部屋の向きは南向きがベスト
【まとめ】


お部屋の向きには、東西南北とも特徴がバラバラでしたね。
日本には四季があり、夏場と冬場では、メリットとデメリットが逆転するという事でしたね。
向きに拘るのも一つですが、セキュリティや立地など他にもお部屋選びの要素はいっぱいあります。
もしかしたら、向きはそれほど拘らなくても良いのかも知れませんね。


ABOUT US


この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後にこの記事を書いております、私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
では、皆様。お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^
これからもホームメイトのサイトにこんな感じのラフな記事を書かせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

候補リスト
お問い合わせ