賃貸のお部屋探し、家賃目安は手取り給料の3分の1で正解??

作成日2020/1/30

賃貸のお部屋探しをする時に、家賃はいくらが目安なんでしょう。
皆さんの生活スタイル次第かとは思いますが、初めてなら目安の検討を付けるのも難しいですよね。
ただ、昔から家賃の目安として、一般的によく言われることがあります。
皆さん、聞いたことありますでしょうか?
目安は、給料の3分の1までが良いとの事です。
今回は、初めての一人暮らしを考えている方に家賃の目安について、お話をしていこうと思います。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します!


本記事の内容
賃貸のお部屋探し、家賃の目安を知ろう
・家賃目安は手取り給料の3分の1
・一人暮らしの出費を知ろう
初めての一人暮らしの家賃目安の結論
人気のエリアは、家賃の相場が高い
・エリアによって家賃の相場が全然違う
・上を見れば、キリがない
賃貸の家賃は最大の支出である。対策は?
・希望エリアを妥協する
・大きな大学があるエリアで探す
将来を見据えてお金を貯める事も大切
・ギリギリの生活で大丈夫?
・数年後の未来をしっかりと描こう


賃貸のお部屋探し、家賃の目安を知ろう


毎月の出費の中で最大の比重をしめるのが、家賃となります。
一度、契約すると食費や電気・ガスなどの変動費のように節約などは出来ません。
しっかりと計画して慎重に家賃を決めていきましょう。

家賃目安は手取り給料の3分の1

昔から、家賃の目安は自分の手取り給料の3分の1程度で考えるのが良いと言われていますね。
これは、家賃と共益費も含めてのことです。
賃貸マンションには、家賃以外に共益費というのもあるので、注意してくださいね。
それでは、3分の1で例を上げてみます。


手取り→家賃目安
12万円→4万円まで
15万円→5万円まで
18万円→6万円まで
21万円→7万円まで
30万円→10万円まで
42万円→14万円まで
51万円→17万円まで

どうでしょう?
確かに残ったお金で生活は出来ないことは、なさそうです。
でも、手取りが少ないケースにおいては、少し微妙な気がしませんか??
手取りが多い方にとっても、もったいない気もしますね。

一人暮らしの出費を知ろう

続いて、一人暮らしの出費を見てみましょう。

■食費→約4.5万円
朝昼晩で1日1,500円を使ったという計算。

水道光熱費→約1万円
電気やガスや水道は、使い方次第なので個人差はありますが、これくらいで抑えることは可能です。 

携帯代→約1万円
ほとんどの方が、スマホや携帯をお持ちだと思うので入れておきます。
最近は、格安スマホとかもありますが、約1万円でみておきましょう。

日用生活雑貨(ティッシュやシャンプーなど)→約1万円
個人差もあると思いますが、意外と出費になります。約1万円はみておきましょう。

交際費→約1万円
お友達や仕事仲間と居酒屋なども行くでしょう。約1万円はみておきましょう。

ここまでで、合計85,000円は必要となります。
当然、節約していけば更に下げることも可能です。
しかし、逆に洋服が欲しいとか美容室に行きたいとか臨時の出費も考えるとコレでは収まらない事もあるでしょう。
余裕をみて10万円程度は、家賃意外で生活費に充てられるようにしておく方が良いのではないでしょうか。

初めての一人暮らしの家賃目安の結論

ここで言いたいことは、家賃は支出の中で最大の比重を占めてしまう。
絶対的な固定費である家賃は無理をしてはいけないという事なんです。
特に上の例にあげている手取りが20万円を切る方は、3分の1だから大丈夫と考えない方が良いでしょう。
そこで、手取り月収が20万円前後の方は、3分の1からマイナス1万円するとどうでしょう?


手取り→×家賃目安→〇家賃目安
12万円→4万円まで→3万円まで(残金9万円)
15万円→5万円まで→4万円まで(残金11万円)
18万円→6万円まで→5万円まで(残金13万円)

この辺りが妥当な家賃の目安かなと思えます。
手取り月収が30万円を超える方は、3分の1でも全く問題はないと思います。
ただ、家賃というのは、捨て金になるのでそこに価値があるかの判断は、しっかりした方が良さそうですね。

人気のエリアは、家賃の相場が高い


エリアによって家賃の相場が全然違う

事前にポータルサイトなどで、住みたいエリアの賃貸物件を下調べをして見て下さい。
すると、地域によって家賃の相場にかなり違いがあることがわかるでしょう。
大阪でいうと、梅田など大都市は当然に家賃が高いエリアとなります。
他は、大阪市内も高いエリアとなるでしょう。
特にJR西日本の環状線の付近や内側は高めの相場となります。

上を見れば、キリがない

お部屋探しをしていると、もっともっとという風に良い物件を求めてしまう傾向にあります。
どんなものでも同じですが、上をみるとキリがなく家賃も高くなってしまうので、自分の上限を設定してお部屋探しをしましょう。

賃貸の家賃は最大の支出である。対策は?


希望エリアを妥協する

毎月の出費の中で家賃は最大の支出であること、一度契約すると節約は出来ないものですね。
しかし、お部屋に対する理想もあると思います。
そこで、お部屋に対する理想を叶えつつ、家賃を抑えたいと考えるならコレです。
『希望エリアを妥協する』
普通は、大きい駅になればなるほど、便利になりますし人気があります。
ということは、家賃相場も高くなるということですね。
なので、皆さんの住みたいエリアが大きい駅の場合は、その近辺の小さな駅が穴場となるでしょう。

大きな大学があるエリアで探す

価格というのは、需要と供給のバランスで、ある程度は調整されます。
下宿生の多い大きな大学の付近というのは、単身マンションの供給がすごく多い地域となります。
もちろん、需要も多いから供給が多いのですが、それでも毎年毎年、新築物件が建てられます。
供給過多といっても良い状態でしょう。
さらに、家賃だけでなく初期費用に直結する敷金や礼金も安価な事が多いので穴場となるでしょう。

将来を見据えてお金を貯める事も大切


ギリギリの生活で大丈夫?

仮に給料と支出が同額でギリギリの生活であった場合は大変です。
仕事がうまくいかなくなったり、結婚する事になったりしたら、それまで貯蓄をしてこなかったことをきっと後悔しそうです。
人生において貯蓄やゆとりは大切です。

数年後の未来をしっかりと描こう

一人暮らしするということは、自立するということです。
もう親の世話にならないって事ですよね。
それなら、これからの人生まだまだ長いですし、ある程度将来を見据えてプランを考えておきましょう。
今、大丈夫だからこの家賃OKでも良いですが、将来のプランも考えて設定されると良いでしょう。

賃貸のお部屋探し、家賃目安は給料の3分の1?
【まとめ】


家賃とは最大の固定出費である。
決して無理をせず、貯蓄も含めて設定しましょう。
手取り給料が20万前後の方は、3分の1より低めで設定すると良いでしょう。
家賃相場の穴場はこんなエリア
〇大きい駅の付近の小さな駅
〇下宿生の多い大学付近のエリア


ABOUT US


この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後にこの記事を書いております、私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
では、皆様。お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^
これからもホームメイトのサイトにこんな感じのラフな記事を書かせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

候補リスト
お問い合わせ