Iotって何?Iot賃貸住宅のメリットをご紹介いたします!

作成日2020/2/11

皆さんIotというものをご存知でしょうか?耳にしたことくらいはあるのかもしれませんが、実際にどのようなものなのか理解されている方は少ないかもしれません。
今回はIotとは何なのか、またIot賃貸住宅に住むべきメリットというものをご紹介させていただきます。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します。

本記事の内容
Iotってなに?
Iot賃貸住宅のメリット

・外出先からカギを閉めることができる
・外出先からエアコンをON
・自動でカーテンを開ける
・スマートフォンから音楽を再生
・リモコンを一つに
Iot賃貸住宅のデメリット
・セキュリティ問題
・スマートフォンを無くしてしまうと不便?
・普通の物件に比べて高額

Iotってなに?


それではまずはIotとは何なのかというところから触れていきましょう。
Iot(アイ・オー・ティ)とはInternet of Thingsの略となっていて、あらゆるものがインターネットに繋がるということを指しています。あらゆるものと言っても、うまくイメージできないかもしれませんので、家の機能で具体的な例を挙げさせていただきますと、外出している状態で、家のエアコンのスイッチを入れることが出来たり、お風呂を沸かすことが出来たりするのも、Iotの一部となっています。仕事が夜遅くに終わって家に帰っても、暖かい部屋とお風呂が待っているということですね。
また、最近ではGoogle HomeなどのAIスピーカーなんてものもIotの一部です。声をかけるだけでネット上にあるニュースや天気、音楽を再生してくれます。AIスピーカーというものは、実際にAIが搭載されているわけではなく、インターネットに繋がっているだけということですね。そのため、本国のアメリカなどでは、AIスピーカーではなく、スマートスピーカーなんて呼ばれ方をしているみたいですね。

Iot賃貸住宅のメリット


それでは今現在、実際に導入されているIotの中から、Iot住宅の嬉しいメリットをご紹介させていただきます。

外出先からカギを閉めることができる

「あれ?家のカギしめたっけな・・・」ということを、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?外出先で家のカギをちゃんと閉めたのか気になってしまい、買い物や仕事なんて、思うように手につかない。なんて事もしばしば。しかしIotであればそんな心配も必要ありません。外出先からスマートフォン1つでカギの開閉が出来てしまうのです。
そしてカギが閉められる事だけでなく、万が一不審者がカギを開けて家に侵入した場合には、スマートフォンに通知がくるようになっています。その通知を受け取って、不動産会社に連絡したり、警察に連絡をする事だって出来るのです。

外出先からエアコンをON

先ほども少し触れさせていただいたのですが、Iotでは外出先からエアコンのスイッチを入れる事も出来ます。冬の夜遅くに家に帰ってきて、部屋が寒いとせっかく家に帰ってきたのに気分まで冷え切ってしまいますよね。そんな時にもIotに対応しているエアコンというのが非常に役に立ちます。家に帰る一時間ほど前に電源を入れておけば、家に帰る頃には部屋を暖かい状態にしておけるでしょう。また、冬に限らず夏でも暑い蒸し風呂のような部屋に帰る必要もないのです。外からエアコンのスイッチを入れることが出来るだけで、ものすごく快適に暮らすことが出来るでしょう。

自動でカーテンを開ける

あらかじめ登録しておけば、自分が起床するタイミングに自動的にカーテンを開けてもらうことだって出来るのです。スマートスピーカーと連動させれば、起床時間にカーテンを自動的に開いて、それと同時に朝のニュースや一日の天気をスマートスピーカーから流すなんていう、近未来の映画のようなシーンの再現だって可能なのです。一日の中で朝というのは、その日を有意義に過ごすことが出来るかどうかの非常に重要な時間なのです。
朝気持ちよく迎えることができれば、間違いなくその一日は快適に過ごすことが出来るでしょう。

スマートフォンから音楽を再生

最近のIot賃貸住宅では、天井などにスピーカーが内臓されていて、スマートフォンからBluetoothで音楽を再生することだって出来ます。家に最初からスピーカーが内臓されているなんて、一昔前では想像もできなかったですよね。それが今では当然のように使われているのです。スマートフォンから再生出来ますので、ネット上の音楽を無限に再生することが出来ます。朝にその音楽を聴くのもよし、休日のティータイムにリラックスできる音楽を聴いてもよし。中には家事をしながら英語のリスニングなど、勉強するために使うような方もいらっしゃるかもしれませんね。使い方はあなた次第です。

リモコンを一つに

Iotに対応している家電で揃えれば、一つのリモコンで全ての家電を操作することだって出来てしまいます。テレビ、エアコン、洗濯機、照明などなどすべでスマートフォンで操作することが出来るものもあります。手元にあるスマートフォンで操作ができるのであれば「テレビのリモコンどこ?」「エアコンのリモコンどこいっちゃったの?」なんてことが起こる事も無くなっていくかもしれませんね。無駄に立ち上がって電気を消したりする事も必要ないのです。どんどん便利な世界になっていきますね。

 Iot賃貸住宅のデメリット


それでは先ほどメリットをご紹介させていただきましたので、目を背けてはいけないデメリットもしっかりとチェックしておきましょう。

セキュリティ問題

Iot化の一番のデメリットとして、一番に挙げられるのがセキュリティの問題です。世の中ではサイバーテロなど、ハッキングしてあらゆる情報を読み取ったり、スマートフォンやPCを乗っ取ってしまうなんて事もあるのです。先ほどメリットの項目でスマホであらゆるものが操作出来たり、家の鍵の開閉ができるとご紹介させていただきましたが、これに関しても、万が一スマートフォンが乗っ取られるようなことになってしまったら・・・簡単に家に侵入されて個人情報どころでなく、家の物まで盗まれてしまうなんてことにもなってしまうのです。家に住む上で防犯対策というものは決して怠りたくないところが、一番の問題点として上がってしまうのは、Iot住宅の大きなデメリットとなってしまうでしょう。

スマートフォンを無くしてしまうと不便?

スマートフォンに全てを連動させていると、スマホ一つでなんでも出来るのですが、そのスマホを無くしてしまうと、テレビもエアコンもつけることが出来ない。ましてや家のカギを開けることすら出来なくなってしまうかもしれません。スマホを無くしてしまったら、テレビどころか連絡もとれなくなってしまうのでそれどころでもないかもしれませんね。
実際には、スマートフォンに連動させているとしても、家のマスターキーもありますし、テレビのリモコンやエアコンのリモコンも別にありますので、そこまで不便には感じないかもしれませんが、Iotに慣れてしまっていたら、ものすごく不便に感じてしまうかもしれませんね。

普通の物件に比べて高額

Iot物件は普通の家に比べて家賃などが高くなってしまいます。普通の家具にプラスした機能が含まれているのですから、当然と言えば当然ですよね。個人的にはお金を余計に払うだけの価値はあると思いますが、考え方は人それぞれです。

 Iotって何?Iot賃貸住宅のメリットをご紹介いたします!
【まとめ】


いかがでしたでしょうか?今回はIotとはなんなのか、Iot賃貸住宅の住むメリットとデメリットをご紹介させていただきました。住む上でたくさんのメリットがありましたが、注意しておきたいデメリットも確かにありましたね。
実際、Iot業界というのは、まだまだ発展途上であるというのは現実であるかと思います。そのため、この先どんどん進化していって、より快適かつ安全な世界になるというのは間違いありません。既に導入されている賃貸物件もたくさんありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

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この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後に私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。
現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^
これからもホームメイトのサイトにこんな感じのラフな記事を書かせて頂こうと思いますので、よろしくお願いします。

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