賃貸物件の内見をする時や事前のチェックポイントを解説

作成日2020/1/25

何事も初めてって失敗してしまう確率が高くないですか?
お部屋探しについても、同じかも知れません。
引越ってすごく高い買い物ですよね、何度もやり直す訳にはいきません。
絶対に失敗したくないですよね。
でも、注意して内見しないと、意外なところから欠点が出てきたりするのです。
例えば、平日と週末では、物件を取り巻く環境って変わったりするんですよ。
工場が近くにあったりすると、土日は聞こえなかった音が平日は鳴りっぱなしの可能性もあります。。
不動産会社のベテラン営業マンにお世話になると失敗することはないと思いますが、必ずしも良い営業マンに当たるとも限りません。
ですから、初めての方でも、お部屋探しで失敗しない為に自分で確認する!ということが大切です。
今回は、賃貸物件の内見の注意点やチェックポイントをお話していこうと思います。
本記事では、大阪で長年不動産営業を続けている現役のプロがわかりやすく解説します!

本記事の内容
賃貸物件の内見に行く前にしておくこと
・ある程度、相場観は掴んでおいたほうが良い
・自分の探す条件を明確にしておいた方が良い
・内見をお願いする不動産会社の選び方
・内見の時には、デジカメやスマホを持っていこう
賃貸物件の内見時にチェックするポイント
・音の問題、平面図を見せてもらう
・方角や日の当たり方を確認しておこう
・携帯電話の電波確認
・エアコンやウォシュレットなど、残置物か設備かのチェック
・コンセントやTVジャックの数や位置
・大家さんや管理会社の対応について質問しておこう
・ゴミ出しの話
・周辺の環境のチェック
・事故物件かの確認
気が済むまで何度でも物件の内見をしよう
・後で気になる事があれば、何度でも物件の内見を依頼しよう


賃貸物件の内見に行く前にしておくこと


ある程度、相場観は掴んでおいたほうが良い

相場観は、ネットで物件を検索してみると、何となく分かってくるものです。
不動産会社に行っても、物件をたくさん知っている良い営業マンに当たるとも限りません。
一度、スーモやホームズで自分の求める物件を検索しておくことをお勧めします。
適当な営業マンに適当なことを言われないとも限らないので、ある程度で構いませんのでやっておいてください。


自分の探す条件を明確にしておいた方が良い

意外とフワッとしている方も多いのです。
賃貸物件は数が多いので、範囲を広げると限りなく出てきます。
先ほどの相場観もそうですが、ある程度は絞っておいた方が良いでしょう。
欲が出てもっと良い物件となりがちなので、間違いなく上限は設定しておいた方が良いです。


内見をお願いする不動産会社の選び方

今や沢山の数の不動産会社があります。
不動産会社の選び方については、別記事でまとめていますので参照して下さい。

関連記事👇賃貸物件は、どこの不動産会社でも同じ?



内見の時には、デジカメやスマホを持っていこう

内見時の持ち物についてですね。
メモ帳とカメラがあれば十分と思いますので、スマホをお持ちならスマホだけで、大丈夫かと思います。
無ければ、メモ帳とデジカメを持っていきましょう。
内見時には遠慮なく写真や動画を撮ってください。
後から、絶対に見たくなりますので(笑)
※方位磁石もあると良いですね。


賃貸物件の内見時にチェックするポイント


ここでは、見た目で判断できる要素だけではなく、においや音の問題にも意識してください。

音の問題、平面図を見せてもらう

賃貸物件では、音のトラブルが非常に多いのです。
ですから、平面図などをみせてもらい、隣接部分がどうなっているのか?などを確認しておいてください。


方角や日の当たり方を確認しておこう

日中に内見できればその場で判断出来そうですが、必ずしもそうとは限りませんよね。
ですから、窓やベランダの位置や方角、数などは、チェックしておいてください。


携帯電話の電波確認

最近では、携帯電話の電波問題は少なくなっていますが、念のために電波は確認してください。


エアコンやウォシュレットなど、残置物か設備かのチェック

エアコンやウォシュレットは生活に欠かせなくなってきてますし、賃貸物件に初めから付いていることが多くなってます。
ですが、絶対についているとも限りませんので、確認しておいてください。
あと、設備扱いか残置物扱いかで故障時の対応が変わりますので必ず確認しておいてください。
設備扱いとは、その設備が付いていてさらに機能している状態が標準ということなので、家主さんが修理をしてくれます。
残置物とは、家主さんは修理をしてくれません。故障時は、自己対応となります。


コンセントやTVジャックの数や位置

案外、見落としがちなコンセントやTVジャックの位置や数。
今では、インターネット無料の賃貸物件も増えてきているので、LANポートが部屋に埋め込まれていることがあります。
その辺りも確認しておきましょう。
スマホで写真撮影をしておくと、後からでも見直せますね。


大家さんや管理会社の対応について質問しておこう

ココは、かなり重要かと思います。
見た目やにおい、音だけではまだ足りません。
住んだ後、何かあった場合は大家さんや管理会社が対応するので、ここが良くないとキツイですね。
対応が悪いと、引越する気がなくても、出ていきたくなるものです。
ここについては、営業マンに聞くしか方法がないので、大家さんの事や管理会社の評判について絶対に聞いてください。


ゴミ出しの話

ゴミ出しは、入居後にどうやって出すのかな?ってなる方が多いと思いますが、
内見時に聞いても何も問題はありません。気になることはどんどん聞いてください。


周辺の環境のチェック

【駅まで徒歩で歩く】
特に夜道を歩いてみましょう。人通りや街頭の明るさ、距離がポイントですね。

【コンビニやスーパーの買い物の環境】
お買い物する場所が近いとかなり生活が楽になりますね。

【騒音や臭いの問題】
近所に工場などがあると、においや音の問題になりがちなので、稼働している平日でチェックしてください。


事故物件かの確認

個人差はあると思いますが、聞いておいてください。


気が済むまで何度でも物件の内見をしよう


後で気になる事があれば、何度でも物件の内見を依頼しよう

初めての一人暮らしだったら、お部屋を見るのが楽しくなって、あまり細かい所を見ることを忘れがちです。
後から見直せるように動画や写真を撮るのも方法ですが、時間やタイミングがまだあるなら、もう一度内見してください。
その方が、冷静に判断できると思います。


賃貸物件の内見をする時
【まとめ】


賃貸物件の内見は、楽しいものです。
ただ、勢いだけで賃貸物件を決めてしまうと、後から後悔することもありえます。
内見までに準備した方が良い事
・ある程度、相場観は掴んでおいたほうが良い
・自分の探す条件を明確にしておいた方が良い
・内見をお願いする不動産会社の選び方
・内見の時には、デジカメやスマホを持っていこう
内見時に見るチェックポイント
・音の問題、平面図を見せてもらう
・方角や日の当たり方を確認しておこう
・携帯電話の電波確認
・エアコンやウォシュレットなど、残置物か設備かのチェック
・コンセントやTVジャックの数や位置
・大家さんや管理会社の対応について質問しておこう
・ゴミ出しの話
・周辺の環境のチェック
・事故物件かの確認
この辺りは最低限、しっかりと見て下さいね。


ABOUT US


この記事は、大阪府の賃貸事情を基に書いております。あしからず。
最後にこの記事を書いております、私の超簡単すぎる自己紹介を^^
・大阪府育ちの40代の男です。現在も大阪府在住です。
・不動産歴は大阪府内で大手賃貸不動産会社を約10年。現在は独立して大阪府で賃貸不動産の店舗を展開しております。
では、皆様。お部屋探しの際は、ホームメイトをよろしくお願いします^^

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